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2026年の正月に発売するテーラー東洋のリミテッドエディション。本作の魅力は、他のヴィンテージとは一線を画す鮮やかな「黄金色」の色糸。そして最大の特徴は、所狭しと袖をうねる龍の刺繍である。通常、スカジャンの主役は背中の刺繍だが、この一着は袖の龍が主役と言っても過言ではない。肩から袖口まで、腕全体に巻きつくように龍が身体をうねらせており、刺繍のサイズも大きく非常にダイナミックでレアな仕様となっている。
ベースとなったのは1950年代中期のヴィンテージ。川が流れる岩場で咆哮する背中の「笹虎」は日本の伝統的なモチーフだが、笹をブルー、岩場をレッドの色糸で刺繍しており、色の三原色がブラックの別珍に映える華やかな仕上がり。また本作ではJapanの文字もレッドとなっており、レアな配色の刺繍をホワイト単色のリブで引き締めている。
リバーシブル面は日本地図をメインにした通称ジャパンマップ柄。青空や大海を想わせるブルーのサテン生地に、イエローを基調とした刺繍とリブのコントラストが映える。通常、マップと共に描かれる鷲はデフォルメされることが多いが、本作では緻密な針足で翼のグラデーションまで写実的に描かれている。数あるジャパンマップ柄のなかでも特に秀逸で豪華な刺繍と言えるだろう。
ボディの仕様に関しても特殊で、通常の別珍スカジャンと異なり中綿は無し。別珍×サテンのリバーシブルだがキルティングステッチが入らないレアなディテールを再現している。本作の特別な仕様や豪華な刺繍は新年の幕開けを祝う初売りに相応しく、このタイミングで初の復刻に至った。
VELVETEEN SOUVENIR JACKET
初期のスーベニアジャケットはアセテート生地のリバーシブル仕様が多いが、当時のバリエーションとして毛羽感のある別珍(べっちん)生地を使ったモデルも存在する。リバーシブル面には通常キルティングステッチの入ったサテン生地を用いられることが多いが、本作は中綿が入らない希少な仕様である。
2026年1月2日から販売開始となります。
2026年の正月に発売するテーラー東洋のリミテッドエディション。
#TAILOR TOYO#JACKET#ACETATE#SOUVENIR JACKET#EAGLE#JAPAN MAP
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スカジャンブランド「TAILOR TOYO」(テーラー東洋)世紀取り扱い店。
半世紀以上スーベニアジャケットを作り続けてきた「TAILOR TOYO」(テーラー東洋)
スーベニアジャケット(スカジャン)の歴史の始まりは1940年代後半。
戦後間もない当時、GHQによる経済活動の活発化を目論んだ政策として、日本の経済界を牛耳っていた一握りの財閥解体が行われた。
それによって誕生した会社のひとつが、生地などの輸出入を行っていた港商(港商商会)。
東洋エンタープライズの前身の会社である。
戦後の混乱の中、銀座界隈には米軍将校を相手とした露店が並び、そこで売られていた着物や帯など日本の伝統品を土産物として欲しがる米兵たちで溢れかえっていた。
露店街に集まる米兵たちの姿を目の当たりにし、港商の社員が考案したのがオリエンタルな刺繍を施した土産物としてのジャンパーだった。
アメリカ人に親しみやすいベースボールジャケットを模し、刺繍は桐生や足利の職人に依頼。当時は戦後の物資統制で絹糸の入手が難しく、生地はシルクに似たアセテートを使用した。
港商はそれを露店に向け販売し、瞬く間に人気を博す。
やがてそのジャケットはPX(米軍基地内の売店)の買い付け担当者の目にとまって日本各地の基地に納入され、その人気は海外の米軍基地にまでも及んだ。
当時の納品伝票には、“SOUVENIR JACKET”という商品名が記されており、このジャケットが後に「スカジャン」と呼ばれるようになる。
スカジャンの全盛期とされる1950年代、港商は納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。
本サイトでは、港商から始まり長年にわたってスカジャンを作り続けてきたテーラー東洋(東洋エンタープライズ)が所有するヴィンテージ資料の一部を定期的に公開していき、その魅力を集約して紹介する。