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size | collar | |
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2サイズ | BLK |
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2サイズ | GRAY | |
3サイズ | BLK | |
3サイズ | GRAY |
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1 size…身幅57.0cm、肩幅53.0cm、着丈68.0cm、袖丈60.0cm
2 size…身幅58.5cm、肩幅54.0cm、着丈69.0cm、袖丈61.0cm
3 size…身幅60.0cm、肩幅55.0cm、着丈70.0cm、袖丈62.0cm
※平置き採寸により、多少の誤差が生じる場合がございますのでご了承ください。
アートとしての「書」を開拓した現代書家(1916〜85年)。
「日常使っている文字を書くことで、誰でも芸術家になれる。書は世界に類を見ない芸術である」という有名な言葉を残しています。
生まれは東京都。現・東京学芸大学である青山師範学校を経て、東京市本所区横川尋常小学校に訓導(教諭)として勤務します。
1942年、上田桑鳩に師事。1950年、第3回書道芸術院展に初出品し、『自我偈』で書家デビューを果たします。同時期に上田桑鳩のもとを去り、江口草玄・森田子龍・中村木子・関谷義道と「墨人会」を結成。機関誌『墨人』を刊行します。
1957年には、サンパウロ・ビエンナーレ(現代美術の国際展覧会)に、『愚徹』を出品。イギリスの有名な美術評論家ハーバート・リードの目にとまり、翌年、『近代絵画史』に掲載されます。
1959年には、ドイツのキュレーターだったカスパー・ケーニッヒの推薦で、「ドクメンタ(現代美術の大型グループ展)」に出品。さらに1971年には、初となる作品集『花の書帖』を刊行し、初の個展も開催します。
「元気に自由に書くのが良い」と語った井上有一は、師弟関係による技術指導を拒み、職業芸術家としての道も拒否。小学校教師として生涯を過ごし、1976年、神奈川県寒川町立旭小学校長を最後に41年間の教師生活を終えました。
墨をたっぷりふくませた大筆を使い、身の丈より大きな和紙に向かって等身大の一字を書いた井上有一。
絵画的ともいえる、生命力あふれる表現により、伝統的な書法とは一線を画す新境地を開拓しました。
代表作に『東京大空襲』シリーズがあり、1945年の東京大空襲で仮死体験をした話も有名です。
そんな井上有一の遺した作品は、高橋睦郎・山口昌男・操上和美・糸井重里・緒形拳など知識人やクリエイター達にさまざまなインスピレーションを与えたと言われており、没後30年以上経った今でも、世界中の人々を魅了し続けています。