両A面のリバーシブルスカジャン!!
ビンテージライクな当時のサイズ感なので普段着用されている1サイズ、2サイズ上のサイズを選ばれることを推奨します!!
2022年8月10日入荷 / Lot No. TT15173-125 / Early 1950s Style Acetate Souvenir Jacket “ROARING TIGER” × “EAGLE”
初めての復刻となる1950年代初期の作品。数ある虎柄のスカジャンの中でも、虎の全身が真横からのアングルで描かれたこの絵柄は非常にレア。
程よくデフォルメされた猛々しい虎の刺繍をよく見ると鬣(たてがみ)には通常の白、目や牙、爪にはブルーがかった白の刺繍糸が使われており、2色の白を使い分ける凝った仕様もヴィンテージに準じた。
加えてブロック体のJAPANの文字や通常より大きい胸の鷲虎の刺繍なども珍しく、ヴィンテージでは評価が高い。
リバーシブル面は桜の木から飛び立とうとする鷲の絵柄。
大きく広げた翼を描写するため多色の刺繍糸を使い、翼の外側は濃色、内側は淡色のグラデーションで表現している。
ネイビーのアセテート生地に映える桜の花も印象的な作品。
ACETATE SOUVENIR JACKET
スーベニアジャケットのなかで最もスタンダードな両面にアセテート生地を使ったリバーシブルタイプ。戦後当時のスカジャンには、シルクに似た高級感を持つ物資統制外品目のアセテートが使われていた。中綿がないため季節を問わず着用でき、独特なドレープ感も魅力といえる。
ビンテージライクな当時のサイズ感なので普段着用されている1サイズ、2サイズ上のサイズを選ばれることを推奨します!!
- サイズ詳細 (Size Chart)
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素材の特性や仕上げの方法によって、各所の寸法には若干の個体差が生じます。また、お使いの端末の設定や環境によって、商品の色が実際の色と多少異なる場合もございます。予めご了承ください。
商品コード : TT15173-125 |
製造元 : TAILOR TOYO |
価格 : 53,900円(税込) |
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スカジャンブランド「TAILOR TOYO」(テーラー東洋)世紀取り扱い店。
半世紀以上スーベニアジャケットを作り続けてきた「TAILOR TOYO」(テーラー東洋)
スーベニアジャケット(スカジャン)の歴史の始まりは1940年代後半。
戦後間もない当時、GHQによる経済活動の活発化を目論んだ政策として、日本の経済界を牛耳っていた一握りの財閥解体が行われた。
それによって誕生した会社のひとつが、生地などの輸出入を行っていた港商(港商商会)。
東洋エンタープライズの前身の会社である。
戦後の混乱の中、銀座界隈には米軍将校を相手とした露店が並び、そこで売られていた着物や帯など日本の伝統品を土産物として欲しがる米兵たちで溢れかえっていた。
露店街に集まる米兵たちの姿を目の当たりにし、港商の社員が考案したのがオリエンタルな刺繍を施した土産物としてのジャンパーだった。
アメリカ人に親しみやすいベースボールジャケットを模し、刺繍は桐生や足利の職人に依頼。当時は戦後の物資統制で絹糸の入手が難しく、生地はシルクに似たアセテートを使用した。
港商はそれを露店に向け販売し、瞬く間に人気を博す。
やがてそのジャケットはPX(米軍基地内の売店)の買い付け担当者の目にとまって日本各地の基地に納入され、その人気は海外の米軍基地にまでも及んだ。
当時の納品伝票には、“SOUVENIR JACKET”という商品名が記されており、このジャケットが後に「スカジャン」と呼ばれるようになる。
スカジャンの全盛期とされる1950年代、港商は納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。
本サイトでは、港商から始まり長年にわたってスカジャンを作り続けてきたテーラー東洋(東洋エンタープライズ)が所有するヴィンテージ資料の一部を定期的に公開していき、その魅力を集約して紹介する。